年末年始に家を空けるときに気を付けること5選|「留守がバレない家」に整えるコツ

年末年始は、帰省や旅行、親戚の集まりで家を空ける人が増える時期。楽しい予定がある一方で、「空き巣が心配」「火の元、大丈夫かな」「宅配が溜まったら留守がバレる?」と、出発前の不安がじわっと顔を出すこともあります。
でも大丈夫。防犯は、特別な才能じゃなく“段取り”です。出発前に5つのポイントだけ押さえておけば、留守中のモヤモヤが減って、安心して年末年始を過ごしやすくなります。

この記事で分かること

  • 年末年始の留守で「狙われやすいサイン」と、その消し方
  • 出発前にやるべき戸締まり・火災対策のチェックポイント
  • 郵便・宅配・ゴミなど、生活感から留守がバレるのを防ぐ方法
  • SNSや家族共有で起きがちな“うっかり”の防ぎ方
  • 帰宅時に安全に家へ入るための手順と心の整え方

1. 戸締まりは「鍵」だけじゃない|侵入口を“面で”潰す

「鍵はかけた。OK。」…出発直前って、だいたいこの一言で終わりがちです。でも実際に不安のタネになりやすいのは、鍵以外の小さな隙。窓の補助錠、換気窓、勝手口、浴室の小窓など、“日常のまま”の場所が残りやすいんですよね。

出発前の「1分チェック」

  • 玄関:鍵2回転(ダブルロックがある場合は両方)/ドアチェーンの状態はそのままでOK
  • 窓:クレセント錠+補助錠(なければサッシ用の簡易ロックでも可)
  • 換気窓・小窓:開けっぱなしゼロ(冬の結露対策で“少し開ける”は要注意)
  • 勝手口:物置や踏み台になるものが近くにないか確認
  • ベランダ:室外機の上や椅子など、足場になりそうな物は移動

体験談モ:以前、出発前に「寒いから換気窓をちょっとだけ…」と思ったことがあります。結局、気になって電車の中でスマホを握りしめたまま落ち着かず。家に戻ったらもちろん無事。でも“気になった瞬間”って、けっこう心を削るんですよね。小窓を閉めるだけで、旅先の景色がちゃんと目に入るようになりました。

もし可能なら、窓の補助錠ガラスの防犯フィルムは、年末年始に限らず「日常の安心」を底上げしてくれます。大がかりに感じる人は、まずは補助錠だけでも十分。小さな安心は、積み重なると大きいです。

2. 火の元と水回りは「止める」より「事故を起こさせない」発想で

留守中の不安で多いのが、火災と漏水。「コンセント抜いたっけ?」「給湯器つけっぱなし?」と頭の中でリプレイが始まると、出発がどんどん重くなります。ポイントは、全部を完璧にしようとしないこと。事故につながりやすい場所に優先順位をつけて潰していきましょう。

項目 出発前にやること “やりすぎ注意”のポイント
コンロ・IH 元栓(ガス)/電源OFF(IH)/周囲の可燃物を片づけ 「鍋を置いたまま」は避ける。帰宅後の焦げ癖にもつながる
暖房器具 ストーブ系は必ず消す/電気毛布はOFF 凍結が心配でも“点けっぱなし”はNG。別の対策へ
コンセント ホコリが溜まりやすい箇所を見直し/タコ足を整理 冷蔵庫など抜かない家電もある。無理に全部抜かない
水回り 洗濯機の蛇口を閉める/排水口のゴミを捨てる 配管が凍結する地域は、水抜きなど地域ルール優先
給湯器 リモコン電源OFF/取説どおり凍結対策 地域により凍結防止運転が必要な場合あり

心が落ち着く「最後の一手」

  • 出発直前に、スマホでコンロ周り・蛇口・玄関を1枚ずつ撮る
  • 写真を見返せると「やったはず」が「やった」に変わる
  • 家族で共有するならアルバムを1つ作っておく

記憶は意外と頼りなくて、疲れているほど不安が膨らみます。写真は、安心の“外付けメモリ”です。

3. 留守を悟らせない|郵便・宅配・ゴミで「生活が止まって見える」問題

防犯で見落とされがちなのが、生活感の停止。郵便受けがパンパン、玄関前の不在票、ゴミ出しが途切れる…こうした“止まったサイン”は、留守を推測する材料になります。年末年始は配達やチラシが増えたり、地域によってゴミ回収日が変則になったりして、余計に目立ちやすいんです。

留守感を消すコツ(できるものからでOK)

  • 郵便:ポストが小さい家ほど、投函物が溜まりやすい。家族・信頼できる人に回収を頼む
  • 宅配:置き配を多用するなら、滞在中だけ受け取り方法を見直す(営業所受取・日時指定など)
  • 不在票:見える場所に放置しない。帰宅までに再配達を調整できるなら早めに
  • ゴミ:生ゴミを残さない。排水口の生ゴミ受けも空にして、臭い・虫の発生を抑える
  • 玄関まわり:チラシが溜まる前提で、郵便受け周辺を整える(風で散らばると“留守感”が増す)

ここは「防犯」だけじゃなく「帰宅後の自分を助ける」効果も大きいです。旅行のあと、疲れて帰ってきた玄関にチラシの山と臭いゴミが待っていると、それだけで気持ちが沈みます。逆に、玄関がすっきりしていると「帰ってきた…」と体がほどけます。

4. “うっかり公開”がいちばん怖い|SNS・連絡・家族共有の落とし穴

年末年始って、気持ちが開放的になります。きれいな景色、おいしいご飯、久しぶりの家族。つい「今ここにいるよ」と投稿したくなる。でも、留守を悟らせる情報は、泥棒だけじゃなく、知り合い経由で広がることもあります。怖がらせたいわけじゃなくて、“悪意のある誰か”より“情報が流れる仕組み”が怖い、という話です。

やりがちなこと リスク おすすめの置き換え
「今から出発!」をリアルタイム投稿 留守の時間帯が推測される 投稿は帰宅後、または時間をずらす
自宅の鍵・表札・住所が映り込む 特定につながる 写真はトリミング/背景チェック
家族グループで予定を細かく共有 スクショ・転送で拡散する可能性 必要最低限(緊急連絡先・日程だけ)に絞る
「留守番いない」など冗談投稿 意図せず留守を宣言 内輪ネタはDMやオフラインで

体験談メモ:以前、旅行写真をその場で上げたら、友人から「今いないの?届け物玄関に置いとくね!」と連絡が来たことがあります。善意の一言でも、第三者の目に触れる可能性はゼロじゃない。帰宅後にまとめて投稿したら、旅の余韻も長く楽しめて、結果的に気持ちよかったです。

5. “人の目”は最強の防犯|近所・管理会社・帰宅時の安全まで

防犯グッズよりも効く場面があるのが、周囲とのゆるい連携。一戸建てでもマンションでも、「いつもと違う」を感じ取るのは、案外“人の目”です。留守を知られたくない気持ちも分かりますが、信頼できる範囲で「不在時の安全」を確保しておくと、安心感がぐっと増します。

頼れる先がある人は、ここまでやると安心

  • 集合住宅:管理人さんや管理会社へ「長めに不在」だけ伝えておく(細かい日程までは不要)
  • 近所:挨拶できる関係なら「しばらく不在で…」程度に留める
  • 家族・友人:郵便回収や換気などを頼むなら、鍵の受け渡し方法と範囲を明確に
  • 防犯ライト:人感センサーライトは“人がいる家”の印象を作りやすい

そして、意外と大事なのが帰宅時。疲れていると注意力が落ちるので、最後まで安全運転でいきましょう。

帰宅時の安全ルーティン

  • 玄関前で「違和感」を確認(郵便受けの荒れ、窓の状態、足跡など)
  • 部屋に入る前に、周囲を一呼吸見渡す(焦って鍵を探さない)
  • 室内に入ったら、まず照明をつけて視界を確保
  • 異変を感じたら、無理に入らず外で連絡(家族・管理会社・必要なら警察)

「気のせいかも」で入ってしまうと、後から心が追いつかなくなることがあります。自分の安心を優先して大丈夫です。

出発前にこれだけ見ればOK|年末年始の留守・最終チェックリスト

ここまで読んで、「やること多い…」と感じたら、最後はチェックリストにまとめてしまいましょう。全部やらなくても大丈夫。不安が大きいところから、優先して埋めていけばOKです。

カテゴリ チェック できたら◎
戸締まり 玄関/窓/小窓/勝手口/ベランダ足場 補助錠・防犯フィルムの検討
火の元 コンロ・IH/ストーブ類OFF/タコ足整理 写真で記録
水回り 洗濯機の蛇口/排水口掃除/生ゴミゼロ 凍結対策(地域ルール)
生活感 郵便・宅配の対策/チラシ対策 回収を頼める人の確保
情報管理 SNSのリアルタイム投稿を避ける/映り込み注意 家族共有は必要最低限に
帰宅 違和感チェック/無理に入らない判断 緊急連絡先をメモ

まとめ|「不安をゼロに」じゃなく「不安が育たない仕組み」を作ろう

年末年始に家を空けるときの不安は、真面目に暮らしている人ほど出やすいものです。だからこそ、気合で消すより、仕組みで小さくするのがいちばん。
今日紹介した5つは、どれも“家を守る”だけじゃなく、“あなたの心を守る”ための工夫でもあります。出発前に1つでも整えられたら、それは立派な前進。安心できる土台があると、旅先や帰省先の時間が、ちゃんとあなたのものになります。どうか、年末年始をあたたかく過ごせますように。

FAQ|年末年始に家を空けるときのよくある不安

準備はいつから始めるのがベスト?前日でも間に合いますか?
前日でも間に合います。おすすめは「前日に生活感(郵便・ゴミ・宅配)」「当日に火の元と戸締まり」を分けること。出発当日はバタバタしやすいので、生活周りを前日に片づけておくと、心に余白が残ります。
郵便受けが小さくてすぐ溜まります。どうしたらいい?
ポストの“溜まり”は留守のサインになりやすいので、対策の優先度は高めです。信頼できる家族・友人に回収を頼めるならそれが安心。難しい場合は、投函物が外から見えにくいタイプのポストに替える、投函口に目隠しをつけるなど「見えにくくする」方向も効果的です。
宅配の不在票が入ったままだと危ない?
不在票が長く残ると「留守かも」と推測されやすくなります。できれば再配達の手配を早めに。滞在先で受け取れない場合は、帰宅後すぐに回収できるよう、通知設定や追跡番号をまとめておくとストレスが減ります。
SNSで旅行写真を上げたいけど、防犯的にやっぱりNG?
「絶対NG」ではありません。ポイントはリアルタイムを避けることと、住所につながる情報を映さないこと。帰宅後にまとめて投稿すると、余韻も楽しめて、防犯面の不安も減ります。気持ちよく楽しむための工夫、と捉えるのがおすすめです。
スマートロックや防犯カメラは導入したほうがいい?
予算が許せば心強い味方になります。ただし機器は「使いこなせること」が大前提。年末年始の直前に慌てて導入するより、まずは補助錠やセンサーライトなど“設置が簡単で失敗しにくい対策”から始めるのも堅実です。
近所の人に留守を知られたくありません。それでも対策できますか?
もちろんできます。頼るのが難しいなら「留守感を出さない(郵便・宅配・照明)」を厚めにしましょう。人に伝えるとしても「しばらく不在」程度で十分。具体的な日程や行き先まで話す必要はありません。
留守中、ずっと不安で落ち着きません。気持ちを軽くする方法は?
不安は「やったかどうか曖昧な状態」で育ちます。出発前に写真を撮っておく、チェックリストに✔をつける、家族に“確認済み”の一言を送るなど、証拠を残す工夫が効きます。安心は気合ではなく、確認の仕組みで作れます。
帰宅して「何か変かも」と感じたらどうすれば?
直感を大事にしてください。無理に入らず、まずは外で落ち着いて周囲を確認。管理会社や家族に連絡し、必要なら警察への相談も選択肢です。「気のせいだったら恥ずかしい」より、「安全が確保できる」ほうが大切です。

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