防犯は何から始めればいいのかわからないあなたへ|生活スタイル&「どこを守りたいか」別にやさしく解説

「防犯って大事なのはわかるけれど、何から始めればいいのかわからない…」。
忙しい毎日のなかで、ふとそんな不安がよぎることはありませんか? 夜道を歩くとき、ニュースで事件を見たとき、インターホンが鳴ったとき。小さな不安が胸のすみに積もっていく感覚は、とてもよくわかります。

とはいえ、いきなり高額な防犯カメラやセキュリティサービスを導入するのはハードルが高いもの。実は、防犯の「正しい始め方」は、あなたの生活の仕方と「どこを守りたいか」によって変わります。この記事では、難しい専門用語は抜きにして、今日からムリなく始められる「あなたに合った防犯の第一歩」を、やさしく整理していきます。

この記事でわかること

  • 防犯を考えるときの「基本の考え方」と優先順位
  • 一人暮らし・共働き・子育て中など、生活スタイル別のおすすめの始め方
  • 「家」「自分の身」「子ども」「お金・情報」など守りたいもの別の対策の順番
  • 今日からすぐできる防犯習慣と、低コストで始められるグッズの活用法
  • 不安になりすぎず、ちょうどよい距離感で防犯と付き合うコツ
目次

1. 防犯は「全部やる」よりも、守りたいものを決めることから

防犯というと、「カメラを付ける」「警備会社と契約する」といった“モノ”や“サービス”が真っ先に浮かびがちです。ですが、マモリる編集部が一番大切だと考えているのは、まず「自分は何を一番守りたいのか」をはっきりさせることです。

たとえば、同じ「防犯」でも、次のように優先順位が変わります。

主に守りたいもの 最初に考えたいポイント
自分の身(身体の安全) 夜道・帰宅ルート・人目の有無・すぐ助けを呼べるか
自宅(家・部屋) 窓や玄関のカギ・死角・留守の多さ・管理人や近所との関係
子ども 登下校ルート・公園・ひとりで過ごす時間・声かけ対策
お金・デジタル情報 キャッシュレス決済・パスワード管理・フィッシング詐欺など

「防犯は何から?」と迷うのは、実はあなただけではありません。編集部スタッフの一人も、引っ越しをしたばかりのころ、「何をどこまでやればいいんだろう」とモヤモヤしていました。そこで、紙に「守りたいもの」を書き出してみたところ、自分にとっての優先順位が見え、対策の順番がはっきりしたと話していました。

最初の一歩はこれだけでOK

  • 紙やスマホのメモに「守りたいもの」を3つまで書いてみる
  • その中から「今、一番不安が大きいもの」に星マークを付ける
  • この記事では、その星マークが付いたものから読み進めればOK

すべてを一度に完璧にしようとすると疲れてしまいます。まずは「一つだけ決める」。それが、ムリなく続く防犯のスタートラインです。

2. 生活スタイル別|あなたに合った防犯の始め方

同じ「防犯対策」でも、一人暮らしと家族暮らしでは、気をつけるポイントが少し違います。ここでは、代表的な生活スタイル別に、最初に押さえておきたい3つのステップを整理しました。

2-1. 一人暮らし(学生・社会人)なら「玄関・窓・夜道」の3本柱

一人暮らしの防犯で優先したいのは、部屋に「侵入させない」+「帰り道で狙われない」の2点です。とくに、以下の3つから始めると効果的です。

  • 玄関:ドアスコープやチェーンロックを必ず使う、在宅時も施錠
  • 窓:ベランダ側の窓に補助錠を付ける、カーテンは遮像タイプに
  • 夜道:明るいルートを選ぶ、イヤホンを外す、位置情報をSNSに上げない

編集部スタッフ(20代女性)の体験談では、「玄関前で宅配業者を名乗る人に不安を覚えたのがきっかけ」で、防犯を見直したそうです。インターホン越しに話し、チェーンロックをかけたまま受け渡しをするだけでも、安心感がぐっと増したと振り返っています。

2-2. 共働き・日中留守が多い家庭は「家の留守を悟らせない工夫」

共働きで昼間は家が空になりがちなご家庭では、留守を狙われにくい状態をつくることが大切です。

  • 郵便受けにチラシをためない(ポスティングお断りシールや定期的な回収)
  • タイマー付きライトで夜も「誰かいそう」な明るさを作る
  • ゴミ出しの曜日や生活リズムを、あまり大きな声で外で話さない
  • カーテンの隙間から室内が丸見えにならないようレースカーテンを工夫

「日中に家にいない=留守が狙われやすい」と考えると不安が膨らみやすいですが、『留守だと悟られにくい工夫』を少しずつ積み重ねれば、リスクは着実に下げられます。まずは、ポスト・玄関まわり・夜の明かりの3つから見直してみましょう。

2-3. 子育て世帯は「子ども自身の防犯力」を育てることから

子どもがいる家庭では、「家の防犯」に加えて、子ども自身が危険を感じたときに逃げられる力も重要になってきます。

  • 登下校ルートを一緒に歩き、「ここは人目が少ないよね」と話し合う
  • 「こわい」「変だな」と感じたら、すぐ大人のいる店や家に駆け込んでいいと伝える
  • 合言葉を決めて、「お母さん(お父さん)から迎えに来た」という人の確認に使う

「子どもに怖い話をしすぎると不安にさせてしまうのでは…」とためらう声もよく聞きます。ポイントは、「怖い話」ではなく「自分を守るための作戦会議」として一緒に考えること。ゲーム感覚で避難ルートを確認したり、「どうする練習」をしておくと、親子ともに安心度が高まります。

2-4. 在宅ワーク・自宅時間が長い人は「インターホン対応のルール化」

在宅ワークや自宅時間の長い方は、「常に家にいるから安心」と思いがちですが、実はインターホン対応をきっかけとしたトラブルも少なくありません。

  • 知らない来訪者には、必ずモニター越し・ドア越しで対応する
  • ドアを開ける前に用件を聞き、不要ならきっぱり断るフレーズを決めておく
  • 単身なら「今、手が離せないので家族に代わります」など複数人を装うのも一つの方法

「ルールを自分の中で決めておく」だけでも、その場で迷う時間が減り、心の負担が軽くなります。防犯は、難しいテクニックより、日々の小さなルールを自分なりに作ることから始めて大丈夫です。

3. 「どこを守りたいか」別|最初にやるべき3ステップ

ここからは、「家」「自分の身」「子ども」「お金・情報」という4つの視点から、最初の3ステップを整理していきます。あなたが星マークを付けた優先順位に合わせて読んでみてください。

3-1. 家・部屋を守りたいとき

まずは「侵入しにくい家」「狙いにくい家」にすることがポイントです。難しそうに聞こえますが、やることは意外とシンプルです。

  1. 玄関と窓の施錠を「徹底」する
    在宅中でもトイレやお風呂の間に侵入されるケースがあります。「家にいる=開けておいていい」ではなく、「家にいるからこそ施錠」を習慣化しましょう。
  2. 窓・玄関まわりの「足場」と「死角」を減らす
    ベランダに脚立やプランター台を置きっぱなしにしていないか、玄関の周りが植木などで死角になっていないか、外から一度チェックしてみましょう。
  3. 「目」を増やす(人の目・カメラ・ライト)
    人は「見られている」と感じる場所では犯行を起こしにくくなります。人感センサーライトや、ダミーでもよいので防犯カメラ風のものを設置するのも一案です。

賃貸でもできる「家の防犯の始め方」チェック

  • 玄関ドアの内側に後付けの補助錠を付ける
  • 窓にワンタッチ式の補助鍵や振動センサーを付ける
  • のぞき見防止のドアスコープカバーを使う
  • 廊下や玄関前に人感センサーライトを設置(置き型タイプも)

工具いらず・原状回復可能なアイテムも増えています。「賃貸だから何もできない」とあきらめず、できる範囲から選んでみましょう。

3-2. 自分の身を守りたいとき(とくに女性・夜の帰宅)

「いつ・どこで・誰といるときに不安を感じやすいか」を一度振り返ってみましょう。多くの場合、夜道・人気の少ない場所・飲み会帰りなど、いくつかのパターンが見えてきます。

最初に取り組みたいのは次の3つです。

  • ルートの見直し:多少遠回りでも、明るく人通りのある道を選ぶ
  • 「ながら歩き」をやめる:イヤホン、スマホ見ながら歩きはNG
  • すぐ助けを呼べる準備:防犯ブザーや、大声を出す練習をしておく

実際に「不安を感じたけれど、どうしていいかわからなかった」という声も多く、いざというときに声が出ないケースもあります。大きな声を出すのは大人でも勇気がいることなので、家で一度だけでも『助けて!』と声に出してみると、少しハードルが下がります。

3-3. 子どもを守りたいとき

子どもの防犯は、「親の目」だけで守り切ることが難しい場面が多くなります。だからこそ、「子ども自身のセンサー」を育てることが大切です。

  1. 「こわい」と感じたら逃げていい、と伝える
    「知らない人にはついていかない」だけでなく、「知っている人でも、こわいと感じたら離れていいんだよ」と伝えることがポイントです。
  2. 「頼れる大人」を一緒にリストアップする
    近所のコンビニ・スーパー・交番・友達の家など、「困ったら行っていい場所」を地図に書いて一緒に確認しましょう。
  3. お風呂のときなどに「どうするゲーム」をしてみる
    「知らない人に『お母さんが迎えに来てって言ってたよ』と言われたらどうする?」など、クイズ形式で対処を話し合うと、子どもの記憶にも残りやすくなります。

3-4. お金・デジタル情報を守りたいとき

最近は、実際に家に入られなくても、スマホやPCから情報やお金が抜き取られる被害も増えています。こちらも、最初の一歩はシンプルです。

  • 銀行・クレカ・主要なサービスのパスワードを見直す(使い回しをしない)
  • SNSの「公開範囲」をチェックし、位置情報がダダ漏れになっていないか確認
  • 不審なメール・SMSのリンクは絶対に開かず、まず公式サイトから確認する

物理的な防犯に比べるとイメージしづらいですが、一度自分のスマホ・PCの中を棚卸ししてみることで、どこを守るべきかが見えやすくなります。「家」「自分の身」と合わせて、できるところから整えていきましょう。

4. 生活の中に自然になじむ「防犯習慣」の作り方

防犯は、一度きりの大きな対策よりも、毎日の小さな習慣の積み重ねで差がつきます。ここでは、面倒になりにくく、生活に溶け込みやすい防犯習慣のコツを紹介します。

4-1. 「ついで」にできる動きをセットにする

新しい習慣を続けるコツは、「すでにある動き」にくっつけることです。たとえば…

  • 外出前に鏡を見る → そのタイミングで窓・コンロ・鍵をチェック
  • 寝る前にスマホを触る → スマホのリマインダーで「施錠チェック」と表示させる
  • ゴミ出し・洗濯物を取り込む → ついでに玄関前・ベランダの死角を確認

編集部スタッフの一人は、「コーヒーを淹れるタイミングで窓の鍵を確認する」と決めたことで、無理なく続けられるようになったそうです。「この行動のときに、ついでにこれをする」とセットで覚えると、自然と体が動くようになっていきます。

4-2. 見えるところに「合図」を置いておく

忙しいと、防犯のことはどうしても後回しになりがちです。そこでおすすめなのが、視界に入るところに「思い出すための合図」を置くこと。

  • 玄関ドアに「鍵・ガス・窓OK?」と書いた小さなメモを貼る
  • スマホの壁紙を「施錠チェック」の文字にしておく
  • 玄関に防犯ブザーやライトを置き、「持った?」のサインにする

一度習慣化されれば、メモは少しずつ減らしていけばOKです。「覚えておく」のではなく、「思い出せる仕組み」を家の中に作るイメージで考えてみてください。

4-3. 家族やパートナーと「ゆるいルール」を共有する

一緒に暮らす人がいる場合、誰か一人だけが頑張る形は長続きしません。完璧なルールでなくていいので、「これだけは守ろう」というシンプルな約束を決めておきましょう。

家族で決める「ゆるい防犯ルール」の例

  • 夜10時以降に帰るときは、必ずLINEで「今から帰る」と送る
  • 知らない来訪者には、誰でもインターホン越しに対応する
  • 家を空けるときは、最後に出る人が「窓チェック係」
  • SNSに家の外観や部屋番号が分かる写真は上げない

「守れなかったからダメ」ではなく、「忘れてたね、次から気をつけよう」と話せる雰囲気も大切です。防犯は「責める道具」ではなく、「みんなを守るための共同作業」として共有していきましょう。

5. 防犯グッズは「不安の大きさ」と「生活スタイル」で選ぶ

防犯を意識し始めると、ネットやお店でさまざまな防犯グッズが目に入るようになりますよね。ただ、「とりあえず買ったけど使わなくなった」という声も少なくありません。

マモリる編集部のおすすめは、次の流れで選ぶことです。

  1. 自分の「不安の種類」を言葉にする(家? 夜道? 子ども?)
  2. その不安が「いつ・どこで・どのくらいの頻度」で起きるかを考える
  3. それを「少しだけ楽にしてくれるグッズ」を選ぶ
こんな不安がある 最初に検討したいグッズ
夜道や帰り道がこわい 防犯ブザー、ライト付きアラーム、反射材付きバッグなど
窓からの侵入が心配 補助鍵、窓用振動センサー、防犯フィルム
留守中の家が気になる 人感センサーライト、簡易カメラ、タイマー付きライト
子どもの居場所が心配 キッズ携帯、GPSタグ、連絡用の合図やカード

「みんなが持っているから」ではなく、「自分の不安が少し軽くなるかどうか」で選ぶのがポイントです。高価なものを無理してそろえる必要はありません。まずは1つだけ、「これがあると安心できそう」と感じるものから始めてみてください。

6. 防犯を考えると不安になりすぎるときは

防犯について調べれば調べるほど、「こんな事件もあるのか」「これもやらなきゃ」と不安が膨らんでしまうことがあります。マモリる編集部にも、「対策を考え始めたら逆に怖くなってしまった」という声が寄せられます。

そんなときは、次の3つの視点を思い出してみてください。

6-1. 「全部やる」ではなく「リスクを減らす」考え方に切り替える

防犯の目的は、「ゼロリスクにすること」ではなく、「リスクを下げること」です。どれだけ対策をしても、100%安全な状態は現実的ではありません。だからこそ、次のように考え方を変えてみましょう。

  • × 「絶対に何も起きないようにしなきゃ」
  • ○ 「できる範囲でリスクを下げて、あとは普段の生活を大切にする」

「完璧」を目指さず、「今より一歩安心できる状態」をゴールにすると、心が少し軽くなります。

6-2. 情報の量を自分でコントロールする

SNSやニュースで、事件の情報に触れすぎてしまうと、「いつか自分にも起きるのでは」と過度に不安になってしまうことがあります。そんなときは、情報との距離を少しだけ置くことも大切です。

  • 夜寝る前には防犯・事件ニュースを見ないようにする
  • 不安になったら、「どう対策できるか」に意識を向ける
  • 心配事を紙に書き出して、「できること」「できないこと」を分けてみる

「不安を感じる自分」を責める必要はまったくありません。不安が教えてくれている「守りたい気持ち」を、できる範囲の行動に変えていくことが、防犯と上手く付き合うコツです。

6-3. 一人で抱え込まず、誰かに話してみる

防犯の不安は、身近な人になかなか話しにくいテーマでもあります。でも、誰かに言葉にして話すだけで、心の中のモヤモヤが整理されていくことも多いものです。

  • 家族や信頼できる友人に「ちょっと聞いてほしい」と切り出してみる
  • 地域の相談窓口や警察の生活安全課に、気になるポイントを聞いてみる
  • 自治体の防犯講習やオンラインセミナーに参加してみる

防犯は、本来「安心して暮らすためのもの」です。安心から遠ざかってしまっていると感じたら、一度深呼吸をして、自分のペースに立ち返ってみてくださいね。

7. 今日から始める「あなたに合った防犯の第一歩」

ここまで、防犯の考え方と、生活スタイルや「守りたいもの」別の始め方をお伝えしてきました。最後に、今日からできるとてもシンプルなステップを、もう一度まとめます。

  1. 守りたいものを3つ書き出し、今いちばん不安が強いものに星マークを付ける
  2. その対象に合わせて、「家」「自分の身」「子ども」「お金・情報」どれを優先するか決める
  3. この記事の中から、「できそう」と感じた対策を1つだけ選んでやってみる

マモリる編集部から、そっと背中を押すメッセージ

防犯は、完璧な人だけができる特別なことではありません。
「ちょっと不安だな」と感じた、その小さな違和感に気づけた時点で、あなたはもう一歩、身を守る力を持っています。

その気づきを、今日の小さな行動に変えてみましょう。
鍵をかけること。ルートを変えてみること。家族と話してみること。防犯ブザーをカバンに入れてみること。どれも立派な「防犯の始め方」です。

不安を少しずつ「安心」に変えていくお手伝いを、マモリるはこれからも続けていきます。あなたのペースで、一緒に暮らしを守っていきましょう。

よくある質問(FAQ)

防犯は何から始めるのが一番おすすめですか?
まずは「自分が一番守りたいもの」をはっきりさせるところから始めるのがおすすめです。家なのか、自分の身なのか、子どもなのか、お金・情報なのか…。紙やスマホのメモに3つまで書き出して、そのなかで今いちばん不安が大きいものに星マークを付けてみてください。その対象に合わせて、この記事の該当する章から1つだけ対策を選び、今日〜1週間以内に実行してみれば、それが立派なスタートになります。
お金をあまりかけずにできる防犯対策はありますか?
はい、たくさんあります。まずは「施錠を徹底する」「夜道は明るい道を通る」「SNSに位置情報を出さない」といった、コストゼロの行動から始められます。グッズを使う場合も、防犯ブザーや補助鍵、人感センサーライトなど、1,000〜2,000円台で買えるものが多くあります。大きな出費をする前に、「今の生活に足すと安心感が大きくなりそうな小さな対策」から優先してみてください。
賃貸マンション・アパートでも防犯対策はできますか?
賃貸だからこそできる対策も多くあります。たとえば、工具不要の補助鍵や窓用センサー、貼るだけの防犯フィルム、置き型の人感センサーライトなどは原状回復もしやすく、退去時の心配も少なめです。また、管理会社や大家さんに相談すれば、共用部分の照明や掲示物で協力してくれることも。まずは自室の窓・玄関まわりを整えつつ、気になる点があれば管理側に相談してみると安心です。
子どもに防犯を教えるとき、怖がらせない伝え方はありますか?
ポイントは、「怖い話」ではなく「自分を守るための作戦」として一緒に考えることです。たとえば、「知らない人についていかない」ではなく、「困ったときに頼れる場所を一緒に探そう」「変だなと思ったら逃げていいサインを決めよう」といった形で、ゲーム感覚で話してみるのがおすすめです。また、できたときには「ちゃんと自分を守れたね」とほめることで、子どもの中に「防犯=こわい」ではなく「自分を守れるってかっこいい」という感覚が育ちやすくなります。
防犯カメラやホームセキュリティは必ず必要ですか?
必ずしも全員に必要というわけではありません。住んでいる地域の環境や住戸の構造、留守の多さなどによって向き不向きがあります。まずは、施錠や窓の補強、ライトなどの基本的な対策をしたうえで、「それでも不安が強い」「留守が多く心配」と感じる場合に、選択肢として検討してみると良いでしょう。最近は、月額費用のいらない簡易カメラや、短時間だけ利用できるサービスも増えているので、ライフスタイルに合わせた選び方が大切です。
近所で不審者情報があったとき、何をしておけば安心ですか?
まずは、自治体や学校、警察などからの公式な情報を確認し、噂話に振り回されすぎないことが大切です。そのうえで、登下校ルートや帰り道を見直したり、人通りの少ない道・暗い道を避けるようにしましょう。子どもがいる場合は、「困ったときに駆け込める場所」を一緒に確認し、家族で合図や連絡方法を決めておくとより安心です。不安が強いときは、一時的に送り迎えをしたり、近所の家庭と協力して見守りをする方法もあります。
防犯のことを考えると不安で眠れなくなってしまいます。
まず、「不安になる自分」を責める必要はまったくありません。不安は、「自分や家族を大切に思う気持ち」の裏返しでもあります。夜に不安が強くなるときは、寝る前に事件ニュースやSNSを見ないようにする、心配事を紙に書き出して「今できること」と「今はできないこと」に分ける、といった方法がおすすめです。また、「明日これだけはやってみる」という小さな行動目標を1つだけ決めて眠ると、気持ちが少し落ち着きやすくなります。どうしてもつらいときは、家族や友人、専門の相談窓口に話してみることも検討してみてください。
一度決めた防犯対策は、どのくらいの頻度で見直したほうがいいですか?
目安としては、半年〜1年に一度、「生活が変わったタイミング」で見直すのがおすすめです。引っ越し、就職・転職、結婚・同棲、子どもの進学や独立など、大きな変化があったときは、防犯の優先順位も変わりやすくなります。チェックリストを作っておき、連休や年末の片付けのタイミングで見返す習慣をつけておくと、ムリなく続けやすくなります。

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